繁忙期はもう目前！飲食店スタッフの採用強化策
2022年12月1日
コロナ禍以降、飲食業階では人手不足がより深刻になっています。
原価の高騰も重なり、まだ客足も不安定な中では、採用はしたいけれど、やみくもに人件費を使う余裕は無いと考える経営者も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、これから飲食店は繁忙期に入ります。そこでしっかり店を回せるだけのスタッフは確保しておかなくてはなりません。
そこで今回は、飲食店のスタッフ採用率をアップするための募集・採用方法の工夫について紹介していきます。
採用ターゲットの選定と労働条件の詳細化
少しずつ飲食店にも人が戻ってきたといわれる昨今ですが、コロナの影響で採用が困難になったという声も多いのが現状です。
このような状況下で、効率良く採用活動を行なっていくには計画的に自社に必要な人材を確保しなくてはいけません。
採用活動にあたり、押さえるべきポイントは2点です。1つ目は採用したい人物像を明確に絞り込むことです。
単純に、どのような仕事を任せたいのかを決め、そこに必要な経験やスキルを明確にします。
例えば、ウエイター・ウエイトレス業務のみなのか、発注や調理まで任せたいのかによって必要なスキルは異なってくるでしょう。
実際に求人を出す場合には、【伝票を見ながらのレジ打ち経験必須】や【日本料理店の接客で食材の説明をお客様にすることがある】、
【接客スキル必須だが、他業種での接客経験も可】など、求めるものを丁寧に説明することで、採用後のミスマッチが起こりづらくなります。
反対に、飲食業のスタッフ募集だけといった簡素な文言は避けるようにしましょう。
人物像が明確になったら、2つ目の人物像に合わせた労働条件や待遇の設定を行います。
この程度のスキルや経験を持つ人材を確保するためにはどの程度の時給や残業代が必要か、
昇給のルールやシフトには最低どの程度入ってもらうかなど、人物像が決まれば想像しやすくなります。
もちろん、これらの労働条件も、求職者にわかりやすい記載を心がけましょう。
選考・採用に活用できるオンラインツールとは？
SNSやオウンドメディアなど、WEBサイトやツールを利用する“WEB採用”は年々その存在感を増しています。
これらを駆使した選考や採用活動にはどのようなものがあるかをみてみましょう。
①SNSで職場の雰囲気を発信
若者に人気のSNSであるInstagramでは、採用専用アカウントを持つ企業もあります。
Instagramのサービスは写真や短い動画を閲覧するのがメインであるため、実際に店の様子やスタッフの働く様子を見てもらうことができます。
文字媒体よりも身近に感じてもらいやすいため、そこからのアルバイト応募を確保します。
②社内報のnote公開
投稿サイトのnoteはTwitterとの親和性も高いサービスです。ここで社内報を公開している企業もあるのです。
求職者は入社前に実際に働いている社員向けの情報を得ることができ、会社や部署の雰囲気が掴みやすくなります。
③公式サイトの求人強化
求職者は公式サイトを確認することも増えています。正社員や中途採用、
アルバイトやパートなど雇用形態にあわせて細かな求人情報を掲載するだけでも求職者の目に触れる機会がアップします。
このような例を参考に、自店の雰囲気や募集したい人物の年齢層なども加味して、
閲覧者の層とマッチするサービスをうまく利用してみるのも良いですね。
オフラインでの接触はミスマッチ回避に
採用後のミスマッチを防ぎ、人材を定着させるには、オンラインのみではなく実際に対面でのつながりをつくることも重要です。
ある企業では、知人や友人の紹介による『リファラル採用』で人材の定着が進みました。
顔のしれた人からの紹介であれば、求職者は今後働く職場についてリアルな声を聞くことができます。
企業側も、既存のスタッフが薦めたいと思うような環境づくりを行なっていくため結果としてスタッフ全体の離職防止にもつながっているのです。
スタッフに長く活躍してもらうには、このような方法だけでなく、研修や面談など継続的なコミュニケーションは必須です。
繁忙期に向け、オンラインとオフラインの両方を活用しながら、効率良く採用活動を行なってみてはいかがでしょうか。
会社の番頭さんでは経理代行の他に、税理士、司法書士、弁護士などと連携して、
幅広いサービスを対応しております。
会社設立サポートについては、別会社の行政書士事務所会社の番頭さんと司法書士事務所と連携し、
対応可能となっております。
札幌市、仙台市、東京都港区に事務所がございますが、
他の地域においても全国オンライン対応となっております。
定期的に経営に役立つメールマガジンを配信しております。
弊社のお客様ではない方については、月額500円（税別）で配信を承りますので、
お問合せフォームよりお問い合わせをお願い致します。
twitterでも随時情報発信しております。
是非チェックしてみて下さい。