大事!でも手がまわらない…PCのセキュリティ UTMはご存じですか?

大事!でも手がまわらない…PCのセキュリティ UTMはご存じですか?

2020年10月16日

現代社会では欠かすことのできないインターネット。
ショッピングやインターネットバンキング、最近は行政の手続きも続々ネット上で手続きができるようになりました。

仕事をするうえでもメールのやりとりから社内ネットワークへの接続、
書類のやりとり、全てにおいてネットワークで繋がっています。

それは私たちの生活を便利に、効率的にする一方で、個人のクレジットカードの情報も、
銀行口座も、重要な機密情報もネットワーク上に乗る限り外部からそれらを狙う攻撃にさらされるというリスクを含んでいます。

今回のコラムでは、最新のセキュリティ対策について、ご紹介致します。

 

 

「防火壁」のままで大丈夫?

ノートン、ウィルスバスター、マカフィー…このようなウィルス対策ソフトの名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
また新しくパソコンを買うと大体最初から「ファイアーウォール」と呼ばれるセキュリティソフトが入っています。

これは日本語では「防火壁」という意味で、外部からの不正アクセスや攻撃からパソコンを守ってくれるものです。
火が襲ってきた時に「壁」でシャットアウトするというイメージです。

ファイアーウォールは心強いセキュリティソフトですし、日々あらゆる攻撃に備え、
その性能を進化させています。しかし、攻撃者も同時にセキュリティを突破しようと進化しているのです。

インターネットを利用する側は日々セキュリティに関する情報にアンテナをはり、
最新の情報を取り入れていく必要があります。「防火壁」で攻撃を防御できないケースがいつくるかわかりません。

 

 

「カーテン」は「壁」より強い?

UTM(Unified Threat Management)という用語は聞いたことがあるでしょうか?
日本語では「統合脅威管理」と訳され、次世代型のセキュリティ対策です。

「総合」とあるように、今までは複数のセキュリティソフトで対応していたことを幅広く、
多角的にこのUTMで対策することができます。

今までのセキュリティソフトは脅威が目の前に迫ってきたときに対応する「壁」でしたが、
UTMはそもそも壁のずっと外側で敵をブロックします。ネットワークの外側にふわりと大きなカーテンをかぶり、
敵から身を隠してバリアしているというイメージでしょうか。

一見するととてもよさそうなこのソフトですが、意外と導入している企業は少ないようです。それはなぜでしょうか?

インターネットが普及し始めた当初からセキュリティ対策は必須です。
想定される、または新しいインターネット上の脅威が現れるたびに数々の対策をしてきた企業は多いでしょう。

しかし、システムに特化した部署が特別に存在しないような中小企業では
日々進化するセキュリティ情報を収集したり新しいソフトを導入するのは中々ハードルが高いのではないでしょうか。

またこのUTMもそうですが、強いセキュリティにはそれなりの導入コストもかかってきます。
そういった点で、セキュリティソフトが日々進化していたとしても古いセキュリティのままでいる企業が案外多いのが実情なのではないでしょうか。

もし現在、会計など重要な情報を外部企業にご相談されているのであれば、
一度セキュリティソフトについて確認することをお勧めします。
セキュリティへの意識が高く、日々進化するセキュリティソフトの情報を常にアップデートしているようであれば安心です。

弊社は会計業務の他、経営に関する様々なご相談を承っておりますが、
企業様の大事な情報を漏らすことが無いように、セキュリティにも万全の体制をとっています。

もちろんこの次世代型セキュリティのUTMも導入しており、安心してご相談いただけます。
お客様の情報を安全に守りながら、新しいセキュリティソフト導入のアドバイスも可能です。
また、多くの専門家と連携していますのでどこに相談したらよいかわからない…そんなことがある時もぜひご連絡ください。

 

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